前回予告したとおり、今回はラウンドが一つ進んでリバー(最終ラウンド)のセカンドポケットペア戦略じゃ。
ここまで降りずについてきた相手のハンドを読むことは大事じゃから、そのことを中心に解説していくぞい。
よろしくお願いするのだ。
任せなさい!
うきでんポーカーのダウンロードはこちらから(Windows・Mac・Android)
ボード別戦略
解説を進める前に想定しているリバーの状況を言っておくぞい。
- ターン(第3ラウンド)ではベットが入っていたものとする
- 残り人数2人
- ボードにフラッシュやストレートのリーチが無い
前回と同じような想定だね。
でも、ご新規さんのために状況固定の理由を再説明しておくといいのだ。
ターン(第3ラウンド)が全員チェックだった場合については、すでに別記事の「リーディングベット」で解説しているからじゃ。
下の記事リンクを参照するとよいぞ。
残り人数2人を想定してるのは、3人以上だと誰か一人くらいは、トップペア以上を持っている可能性が高いからじゃ。
セカンドポケットペアだと、大抵は、チェックフォールドの態勢になってしまうんじゃ。
ボードにフラッシュやストレートのリーチができた場合は、リーチを完成させてなければ、やはりチェックフォールドの態勢になってしまうことがほとんどじゃ。
おさらいができたのだ。
フロップ3枚フラッシュボードを維持した場合
ボード
手札
ベット基準
前回の記事を見れば分かるが、フロップ(第2ラウンド)〜ターン(第3ラウンド)と相手からのベットをコールした展開のみということになっとる。
他は、想定状況に合わないか、もしくはターンで降りてるってことだね。
そういうことじゃ。
そして、ここで取るべき作戦は、
- 相手からチェックならベット
- 相手からベットなら降りる
- 自分からならチェックフォールド
が基本じゃ。
ベットされても残りたいのだ。
そりゃそうじゃが、フラッシュドロー(リーチ)のみではベットしてこんし、ベットされた時点で大体手負けしとるんじゃ。
ターンまでフラッシュドロー(リーチ)で押してきてたのか、手役で押してきてたのか、ここで分かるってことだね。
フロップ3枚ストレートボードを維持した場合
ボード
手札
ベット基準
ターン(第3ラウンド)でレイズされてた場合は、降りとるはずじゃから、1ベットの主導権を自分か相手、どちらかが持っとることになる。
さっきと同じで、かなり状況が絞られてるのだ。
主導権を持っとる場合は、
- 相手からチェックならチェックで合わせる
- 相手からベットなら降りる
- 自分からならチェックフォールド
が基本じゃ。
主導権を持っていても結構弱気なのだ。
主導権が無い相手からは、セカンドペア以下ではベットしてこんし、トップペアでドンクベットも打ってこんから、ちょい弱気で行っといた方がええんじゃ。
分かったのだ。
主導権が無い場合は、
- 相手からチェックならベット
- 相手からベットなら降りる
- 自分からならチェックフォールド
が基本じゃ。
相手がチェックだからってベットして大丈夫なの?
ここにきて突然のチェックは滅多に無いんじゃが、もしそうなったとしたら、ストレート完成せずかセカンドペア以下の可能性が高いんじゃ。
弱気になったところを攻めて、細かく稼ぐのも大事なんだね。
比較的ドライなボードが3枚フラッシュまたは3枚ストレートボードになった場合
ボード
手札
ベット基準
ターン(第3ラウンド)でレイズされてた場合は、降りとるはずじゃから、先ほどと同じく、1ベットの主導権を自分か相手、どちらかが持っとることになる。
あと、気を付けることがあるんじゃが、何か覚えとるかな?
ターンまでにフラッシュドロー(リーチ)を持ってた相手は、ここで完成させたことになるから、気を付けないといけないんだよね。
その通りじゃ。
特にレイズしてきた場合は、ほぼ完成させとるから降りた方がええぞ。
作戦としては主導権を持っとるなら、
- 相手からチェックならベット
- 相手からベットなら降りる
- 自分からならベット
が基本じゃ。
ターン(第3ラウンド)の時と同じく、主導権が無い相手からベットしてきた時だけ、上位役が入ってそうだから、降りってことだね。
主導権が無い場合は、
- 相手からベットならフォールド
- 自分からならチェックフォールド
が基本じゃ。
相手からのチェックは無いの?
チェックしてきた場合は、相手もセカンドポケットペアとか微妙なハンドなんじゃろうけど、あまり経験したことがないのぅ。
自分の方が上のポケットペアだと思うなら、ベットもありかもしれんな。
基本的には、相手にフラッシュかトップペアが入ってる展開ってことだね。
比較的ドライなボードを維持した場合
ボード
手札
ベット基準
比較的ドライなボードを維持した場合、確実にドロー(リーチ)ハンドは不発に終わっとる。
にもかかわらずベットしてくるなら、手役によるベットということになる。
どの程度の手役が入ってるかは気になるところなのだ。
あと、レイズしてきた場合はどうしたらいいのだ?
最後に200コールするかどうかは、大きいから気になるところじゃな。
レイズしてきた場合は、ツーペア以上確実じゃから降りた方がええぞ。
ちなみにこの展開も、ターン(第3ラウンド)でレイズされてた場合は、降りとるはずじゃから、1ベットの主導権を自分か相手、どちらかが持っとることになる。
覚えることがたくさんあるから、状況が絞られてるのは助かるのだ。
主導権を持っとる場合は、
- 相手からチェックならベット
- 相手からベットなら降りる
- 自分からならベット
が基本じゃ。
主導権が無い相手からのベットは怖いけど、どれくらいのハンドが入ってるのだ?
リバー(最終ラウンド)ヒットしてツーペアになったと見るのが妥当じゃな。
勝ち目無しじゃ。
ひぇえ〜、気を付けるのだ。
主導権が無い場合は、
- 相手からチェックなら基本的にベット
- 相手からベットなら降りる
- 自分からならチェックフォールド
が基本じゃ。
ベットしてきた時のハンドも気になるけど、チェックしてきた時の基本的にベットは、ちょっと曖昧だなぁ。
ベットしてきた場合は、トップペア以上が入っとるぞ。
チェックしてきた場合は、ドロー(リーチ)不発が多いが、セカンドポケットペアでチェックに回った可能性もあるんじゃ。
良形ドロー(リーチ)の可能性が無い時は、そのパターンがありそうなのだ。
そういうことなんじゃ。
疑わしい時は、自分のポケットペアが上かどうか見極めた上でっちゅうことじゃな。
気に留めておくのだ。
まとめ
ドロー(リーチ)ハンドが無価値になったので、ベットしてきた相手に結構いい手役が入っとることが分かったじゃろ。
前のラウンドでベットが入ってて更にベットだから、トップペア以上は当たり前なんだね。
その通りじゃ。
次回は未定じゃが、またネタを練っておくので、しばし待っておくのじゃぞ。
ありがとうなのだ。
楽しみに待っているのだ。
コメント