前回、プレイスタイルについて教えてもらったから、左近のお兄ちゃんみたいに打てばいいとこまでは分かったのだ。
だけど、具体的な基準が分からないのだ。
では今回は、プリフロップの基本戦略について解説していくことにしよう。
フィックスリミットルールかつ人数も7人で固定されとるから、それほど複雑にはなっとらんし、その点は安心してよいぞ。
それはよかったのだ。
よろしくお願いするのだ。
任せなさい!
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基本的な説明
ハンド別戦略の前に、記号の意味などの基本的な説明をしておくぞい。
あとで出てくる内容じゃから、目を通しておいた方がよいぞ。
分かったのだ。
記号の意味
A=エース、K=キング、Q=クイーン、J=ジャック、T=10
AA~22=ポケットペア
s=スーテッド(マークが同じ)
o=オフスーツ(マークがばらばら)
どういうハンドか分かるように上のような記号を用いるぞい。
ハンドの特徴が一目で分かるのだ。
ハンド評価の意味
具体的にどうベットすればいいか分かりやすくするために、それぞれのハンドに評価を与えるんじゃ。
ここでは、その意味について説明するぞい。
戦略に直結する大事なとこだね。
-
評価額までレイズする。
超過時は、追加額が表示以下ならコールする。 -
追加額が表示以下ならコールする。
ただし、いったん100にコールしたら、評価額が50でも追加額が100ならコールする。
ビッグブラインドでチェックできる時のみ残る。
- 評価額までレイズする
- 追加額が評価額以下ならコールする
- それ以外は降りる
基本は、1から順に確認していって決めるだけじゃから簡単じゃろ。
小梅でも分かったのだ。
ハンド別戦略
ハンド評価が同じものをある程度まとめて解説していくぞい。
分かったのだ。
AA~QQ、AKs
ハンド評価
解説
これらは、プリフロップの段階ではトップクラスのハンドなので、4ベットまで突き進んでよいぞ。
思いっきりレイズするのだ。
JJ~99、AQs~AJs、KQs、AKo~AQo
ハンド評価
解説
強いが、多人数残られると困るハンドじゃ。
3ベットまでレイズして人数を減らすとよいぞ。
ただし、4ベットレイズはやりすぎじゃから、コールにとどめておくよーに!
小梅は、こういうハンドをレイズしてなかったから負けてたんだね。
88~77
ハンド評価
解説
少々心もとないポケットペアじゃが、人数がかなり絞られれば、戦いやすくなるぞい。
2ベットして人数を減らすのがお勧めじゃぞ。
ほとんどトップペアにならないから、いつもコールしてたのだ。
人数が少なければ、セカンドペアでも勝てるかもしれないし、2ベットの方がよさそうだね。
ATs~A2s、KJs~K9s、QJs~Q9s、JTs~J9s、T9s
ハンド評価
解説
これらは、トップペア時の強さ、スーテッドの強さ、ストレート連携の強さの合計がある程度あるハンドじゃ。
2ベットして強さを示すとよいぞ。
いろんな可能性がありそうなハンドだから、2ベットしてフロップ(第2ラウンド)でがっかりの場合は少なそうなのだ。
AJo~ATo、KQo~KJo、QJo
ハンド評価
解説
これらは、トップペアになった時ある程度強いから、2ベットじゃ。
フロップ(第2ラウンド)でヒットするかどうかは分からんが、連続ベットで相手を全員降ろして勝つ可能性も込みで、2ベットでよいと思うぞい。
ヒットしないことが多いから、いつもコールで入ってたのだ。
2ベットで人数を減らしておけば、あとから全員降りる可能性が高まるね。
66
ハンド評価
解説
このハンドは、人数を減らしても心もとないが降りるほどではないので、ボードに恵まれるのを期待して、100から入るのが基本じゃ。
これは、小梅も同じようにしてたのだ。
K8s~K4s、Q8s、J8s、T8s、98s、87s
ハンド評価
解説
まずまずのスーテッドじゃが、数字の高さに不安があるので、100から入った方が無難じゃぞ。
多人数のままフラッシュやストレートを完成させた方がたっぷり稼げそうだね。
A9o、KTo、QTo、JTo
ハンド評価
解説
まずまずのハンドじゃが、低い方のカードがやや微妙なので、100から入った方がよいぞ。
200以上足して残ると、キッカー負けすることがあったのだ。
おとなしい展開の時に残りたいハンドだね。
55~22、A8o、A5o、K9o、T9o
ハンド評価
解説
基本的には降りた方がよいハンドじゃが、スモールブラインドで50ベット足すだけで残れるなら残った方がよいぞ。
既に50ベット出してる時は、もったいないから残った方がいいってことだね。
その他スーテッド全て
ハンド評価
解説
これも基本的には降りた方がよいハンドなんじゃが、たまには低いカードでも残るってとこを見せないと手札を読まれやすくなるんじゃ。
スモールブラインドで50ベット足すだけで残れるなら残った方がよいぞ。
ボードが低いカードばかりの時にヒットしてないと思われたら困るもんね。
その他オフスーツ全て
ハンド評価
解説
その他オフスーツは残る価値が無いので、基本的に降りた方がよいぞ。
小梅は、こういうのでコールしてたから負けてたんだね。
状況によって評価を下げるハンド
最近の研究による結果、状況によっては評価を下げた方がいいハンドもあるとわかったので、以下の記事を参考にすると良いぞ。
99、AQo、AKs の評価を下げる状況が書いてあったのだ。
プリフロップハンド表
他の人数の場合も含めて表にしたので、参考にするとよいぞ。
ちなみに、さっき言った状況によるハンドは、下げた方の評価で載っているから注意するように。
これなら一目だね。
例外
上で説明したハンド評価の通りにしない、例外が存在するんじゃ。
例外時は、より積極的に攻められるので、知っておいて損は無いじゃろう。
攻めを覚えてもっと勝てるようになるのだ。
条件付き3人の場合
最初のプレイヤーから降りが続いてボタンとブラインドの3人だけになった場合
最初から3人でやっている場合
4~5人時の評価に加えて、
評価が100以下でも A ハイ、KQ~KT、55以上ポケットペアは、200にレイズできる。
評価100の手幅を少し広げる。
条件付き2人の場合
最初のプレイヤーから降りが続いてブラインドの2人だけになった場合
最初から2人でやっている場合
条件付き3人の場合に加えて、
K ハイ、2枚とも8以上、全てのポケットペアは、200にレイズできる。
評価100の手幅を広げる。
まとめ
かなりのハンドを降りることになるのが分かったじゃろ。
降りと攻めの2つでめりはりをつけるのが基本なんじゃ。
小梅は、コールばっかりしてたから負けてたんだね。
これで一つ成長できたのだ。
次回の詳細は未定じゃが、フロップ(第2ラウンド)以降の戦略をやっていこうと思っとる。
ありがとうなのだ。
楽しみに待ってるのだ。
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