フロップのスリーカードボード戦略

リミットホールデム戦略
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今回は、フロップのスリーカードボード戦略について解説していきたいと思います。

ただし、フロップでボードにスリーカードができるなんてことは滅多にないため、この戦略が多少下手だとしても、収支に対する影響は僅かでしょう。

また、このボードに関しては、ヒットするカードがあまりにも少ないため、明確に答えと言える戦略が無いようにも思えます。

あくまで参考程度に見ていただけると幸いです。

ちなみに、テキサスホールデム・リミットルールでの解説ですので、他ルールでは、全てを活用できないことをご了承ください。

 

その他のフロップ戦略を見たい方は、こちらの記事を参照してください。

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基本的な考え方

 

ボード A

ボード B

手札

ボード A のようなハイカードのスリーカードボードでは、フォーカードになるカードが1枚しかないとはいえ、ヒットしやすい数字なので、上の手札でベットすると、多くの相手が降りてしまうでしょう。

勝率ほぼ100%であることを考えると、少しもったいない気がします。

ボード B のようなローカードのスリーカードボードであれば、ヒット率が低いため、上の手札でベットしても、先ほどよりかは残ってくれそうです。

しかし、これですらも相手次第といった感じが拭えないため、フォーカードは一律にチェックしておいた方がよいのかもしれません。

ボード

手札

ヒット率が低いということは、相手のポケットペアが無さそうなら、上のようなボードと手札は、十分ブラフを仕掛ける対象となるでしょう。

コールされたとしても、人数が減ればノーヒットのまま勝つ可能性もありますし、あとからヒットしたり、ボードにフォーカードができて勝利という可能性もあります。

 

ハンド別戦略

 

ハンド別に戦略を解説していきます。

 

フォーカード

基本的な考え方で解説した通り、ベットしないことを推奨していますが、ルースな相手が多い時は、ベットするのもありかもしれません。

ベット基準

ベットしません。

コール&フォールド基準

絶対に降りません

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フルハウス(AA)

ベット基準

2ベットまでレイズします。

コール&フォールド基準

絶対に降りません

 

フルハウス(KK~QQ)

ベット基準

プリフロップで相手からの3ベット以上が無ければ2ベットまでレイズします。

プリフロップの相手3ベッターがいるなら、その人のチェックを待ってから2ベットまでレイズします。

コール&フォールド基準

絶対に降りません

 

フルハウス(JJ~99)

ベット基準

残り4人以上の場合は、プリフロップで相手からの3ベット以上が無く、プリフロップレイザーチェック済みなら1ベットします。

残り3人以下の場合は、プリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有りならば2ベットまでレイズ3ベット主導権有り相手2ベット主導権無しならば、プリフロップレイザーのチェックを待ってから1ベットします。

コール&フォールド基準

プリフロップで相手からの3ベット以上が無ければ、追加する金額が2ベット分までならコールします。

プリフロップの相手3ベッターがいるなら、追加する金額が1ベット分までならコールします。

プリフロップの相手4ベッターがいるなら、1ベットまでコールします。

 

フルハウス(88~66)

ベット基準

プリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有りなら1ベット相手2ベット主導権無しならば、プリフロップレイザーのチェックを待ってから1ベットします。

コール&フォールド基準

プリフロップで相手からの3ベット以上が無ければ、追加する金額が2ベット分までならコールします。

それ以外は1ベットまでコールします。

 

フルハウス(55~44)

ベット基準

プリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有りなら1ベットします。

コール&フォールド基準

プリフロップで相手からの3ベット以上が無ければ、追加する金額が1ベット分までならコールします。

それ以外は1ベットまでコールします。

 

フルハウス(33~22)

ベット基準

残り4人以上の場合は、プリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有り、相手の未チェック1人以下なら1ベットします。

残り3人以下の場合は、プリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有りなら1ベットします。

コール&フォールド基準

プリフロップで相手からの3ベット以上が無ければ、追加する金額が1ベット分までならコールします。

それ以外は1ベットまでコールします。

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ボードスリーカードのみ(AK~AQ または (AAA)KQ)

ベット基準

残り4人以上の場合は、プリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有り、相手の未チェック1人以下なら1ベットします。

残り3人以下の場合は、プリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有りなら1ベットします。

コール&フォールド基準

プリフロップで相手からの3ベット以上が無ければ、追加する金額が1ベット分までならコールします。

それ以外は1ベットまでコールします。

 

ボードスリーカードのみ(AJ~AT または (AAA)KJ~KT)

ベット基準

残り4人以上の場合は、プリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有り、相手の未チェック1人以下なら1ベットします。

残り3人以下かつプリフロップでオリジナルレイザーの主導権有りなら1ベットします。

残り3人以下かつプリフロップでレイズ無しかつ相手の未チェック1人以下なら1ベットします。

コール&フォールド基準

プリフロップで相手からの3ベット以上が無ければ、追加する金額が1ベット分までならコールします。

プリフロップの相手3ベッターがいるなら、1ベットまでコールします。

プリフロップの相手4ベッターがいるなら、残り2人の時だけ1ベットまでコール、それ以外はベットされた時点で降ります。

 

ボードスリーカードのみ(A9~A2 または (AAA)K9~K2)

ベット基準

残り3人以下かつプリフロップでオリジナルレイザーの主導権有りなら1ベットします。

残り3人以下かつプリフロップでレイズ無しかつ相手の未チェック1人以下なら1ベットします。

コール&フォールド基準

残り4人以上の場合は、ベットされた時点で降ります。

残り3人の場合は、プリフロップでレイズ無しかつベット順が最後の相手のベットのみ1ベットまでコールします。

残り2人の場合は、プリフロップでレイズ無しか主導権有りまたは相手2ベット主導権無しならば、1ベットまでコールします。

 

その他(ビッグブラインドではない)

ベット基準

残り2人かつプリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有りなら1ベットします。

コール&フォールド基準

ベットまたはレイズされた時点で降ります。

 

ボードスリーカードのみ(KQ~KT、ビッグブラインド)

ベット基準

残り2人かつプリフロップでレイズ無しかオリジナルレイザーの主導権有りなら1ベットします。

コール&フォールド基準

ベットまたはレイズされた時点で降ります。

 

その他(ビッグブラインド)

ベット基準

残り2人かつプリフロップでオリジナルレイザーの主導権有りなら1ベットします。

コール&フォールド基準

ベットまたはレイズされた時点で降ります。

 

まとめ

 

スリーカードボードは、非常にヒット率の低いボードです。

そのため、低いポケットペアなどのハンドでも、やや厚めにコールするよう設定しています。

実戦的には、プリフロップで相手の4ベットが飛んでくれば、高いポケットペアとみて、フロップでは、それより低いハンドを降りるのもありかもしれません。

ただし、これ以外のボードでも毎回このような読みで降りると、相手は、どんなクソ手だったとしても、プリフロップでレイズを重ねてくるでしょう。

以上のことから、プリフロップのベット状況から不安がある時は、相手によって多少対応を変えた方がよいといえます。

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