今回は、ターンのフォーカードボード戦略について解説していきたいと思います。
ターン以降のボード別戦略については、制作中のゲームが完成してからと思っていたのですが、思い切って書くことにしました。
ゲームでの戦略と実戦での戦略に違いがあるため、あまり気にせず、普段勝っている通りのまま書けばいいのでは？と思ったのがきっかけです。
ちなみに、テキサスホールデム・リミットルールでの解説ですので、他ルールでは、全てを活用できないことをご了承ください。
基本的な考え方
ボード
手札
ボードにフォーカードができている場合は、キッカーが A の時点でナッツハンドです。
とはいえ、引き分け勝利の可能性があることと、セカンドナッツ K との勝率差がかなり大きいことを考えると、あまり積極的にベットしない方がいいのかもしれません。
ただし、相手にルースプレイヤーが多い時は、4ベットまで打ち合って K 持ちの人を巻き込み事故に遭わせます。
キッカー K の場合もまだ戦えますが、ベットは条件が整った時だけにして、コールも控えめにしましょう。
間違っても A 持ちのレイズ合戦に付き合ってはいけません。
キッカー Q は、アベレージプレイヤーからのベットならコールしない方がいいでしょう。
リバーでもコールさせられることを考えると、出費が大きすぎます。
ベットは、ブラフできそうな時だけします。
キッカー J 以下は、ベットされた時点で大体負けてます。
チェックしてベットされたらフォールドのつもりでいきましょう。
ハンド別戦略
ハンド別戦略を具体的に解説していきます。
キッカー A または (AAAA) K
ベット基準
フロップベッターとレイザーがチェック済みなら1ベットします。
フロップベッターとレイザーがいない場合は、相手の未チェック1人以下なら1ベットします。
コール＆フォールド基準
絶対に降りません。
キッカー K または (AAAA～KKKK) Q
ベット基準
フロップでベット無しかつ相手の未チェック1人以下なら1ベットします。
残り2人の場合は、フロップで1ベット主導権有りも1ベットします。
コール＆フォールド基準
自分がベットした場合は、追加する金額が1ベット分までならコールします。
それ以外は1ベットまでコールします。
キッカー Q または (AAAA～QQQQ) J
ベット基準
残り3人の場合は、フロップでベット無しかつ相手の未チェック1人以下なら1ベットします。
残り2人の場合は、フロップでベット無しか1ベット主導権有りなら1ベットします。
コール＆フォールド基準
ベットまたはレイズされた時点で降ります。
プリフロップレイズ無し
ベット基準
残り3人の場合は、フロップでベット無しかつ相手の未チェック1人以下なら1ベットします。
残り2人の場合は、フロップでベット無しか1ベット主導権有りなら1ベットします。
コール＆フォールド基準
ベットまたはレイズされた時点で降ります。
キッカー J 以下
ベット基準
ベットしません。
コール＆フォールド基準
ベットされた時点で降ります。
まとめ
フォーカードボードは、キッカーだけで勝負するボードです。
ベットの仕方は人それぞれ個性の出るところですが、低いキッカーでコールするのだけはやめておきましょう。
A キッカーでの戦略は、残っているのがタイトプレイヤーかルースプレイヤーかによって大きく異なります。
普段からしっかり観察して相手のタイプを見極めておきましょう。
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