今回は、リバーのストレートフラッシュボード戦略について解説していきたいと思います。
ほぼ出ないボードですが、全てのボードを網羅した広辞苑的なものとして見ていただけるとありがたいです。
ただし、テキサスホールデム・リミットルールでの解説ですので、他ルールでは、全てを活用できないことをご了承ください。
取り扱うボード
ボード
ボード
今回の記事で扱うのは、上のようなボードにロイヤルフラッシュまたはストレートフラッシュがある形です。
基本的な考え方
ボード
手札
ロイヤルフラッシュとボードより良いストレートフラッシュは、しっかり4ベットまで打ち合います。
ナッツハンド(一番強い手)なので負けは無いですし、ボードのままの相手もコールくらいはしてくれそうです。
ただし、残り3人以上で相手からベットしてきた場合は、コールで済ませた方が降りる人が少ない分得でしょう。
ボード
手札
ボードのままのストレートフラッシュではベットしません。
ブラフでベットしても、コールされる可能性が高いですし、上位ハンドがいればレイズされてしまいます。
相手からベットされた場合は、お互いボードのままということが十分あり得るので、1ベットまではコールしましょう。
ハンド別戦略
ハンド別戦略を具体的に解説していきます。
ロイヤルフラッシュ
ベット基準
何回でもレイズして構いません。
4ベット(キャップ、最高ベット)まで突き進みましょう！
ただし、残り3人以上で相手からベットしてきた場合はコールで済ませる
コール＆フォールド基準
絶対に降りません。
ストレートフラッシュ(ボードより良い)
ボード
手札
ベット基準
何回でもレイズして構いません。
4ベット(キャップ、最高ベット)まで突き進みましょう！
ただし、残り3人以上で相手からベットしてきた場合はコールで済ませる
コール＆フォールド基準
絶対に降りません。
ストレートフラッシュ(ボードのまま)
ボード
手札
ベット基準
ベットしません。
コール＆フォールド基準
1ベットまでコールします。
まとめ
ストレートフラッシュボードは、ロイヤルフラッシュまたはボードより良いストレートフラッシュなら4ベットまで打ち合います。
ただし、残り3人以上で相手からベットしてきた場合は、コールで済ませた方が降りる人が少ない分得でしょう。
ボードのままのストレートフラッシュならベットしないのが基本です。
また、相手からベットされても、お互い様ということが十分あり得るので、1ベットまではコールしましょう。
- ロイヤルフラッシュとボードより良いストレートフラッシュは4ベットまで打ち合う
- ただし残り3人以上で相手からベットしてきた場合はコールで済ませる
- ボードのままのストレートフラッシュならベットせずコールは1ベットまで
以上3点を覚えていれば、相手の上位ハンドに大量ベットを打ち込む確率が下がるでしょう。
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