小梅がうきでんポーカーをやっとるようじゃから、ちょっと様子を見に行ってみるかの…
ぐぬぅ~!ゴリタケ~!荒井め~!
騒がしいのぅ。
どうしたのじゃ?
お父ちゃん、いいとこに来たのだ。
小梅が100ベットで残ろうとしてるのにゴリタケと荒井のおっちゃんがレイズして邪魔してくるのだ。
お蔭でスコアがとってもマイナスになってしまったのだ…
まずは、対戦相手のプレイスタイルを見極める必要がありそうじゃから、今回はそのことについて解説していくぞい。
よろしくお願いするのだ。
任せなさい!
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プレイスタイルの構成要素
まずは、プレイスタイルの構成要素について解説するぞい。
対戦相手の特徴を解説する際に出てくるから、しっかり覚えておくんじゃぞ。
分かったのだ。
ルース
ルースとは、勝負によく残ってなかなか降りないスタイルです。
カードのヒット率が高い時は大勝しますが、低い時は大敗します。
大人数で優勝を目指すトーナメント等の大会に向いているスタイルです。
タイト
タイトとは、勝負に参加する回数を絞って早めに降りるスタイルです。
カードのヒット率が低い時も少額の負けで済むことが多く、成績が安定します。
長期成績が重要なリングゲームに向いているスタイルです。
アグレッシブ
ベットやレイズが多いスタイルです。
基本的に勝ち組には、このアグレッシブタイプが多いですが、限度を超えると、このあとに出てくるパッシブタイプの手助けとなってしまうこともあり、注意が必要です。
ルールに関係なく推奨されるスタイルでもあります。
パッシブ
ベットやレイズが少ないスタイルです。
基本的に負け組に多いスタイルですが、アグレッシブタイプのレイズ合戦により、漁夫の利を得ることもあります。
このスタイルを選ぶ場合は、先に解説したタイトと組み合わせると成績が安定します。
アベレージ
ルースとタイトの中間、またはアグレッシブとパッシブの中間の場合は、どう表現すればいいのかなぁ?
ここでは、アベレージ(平均)と呼ぶことにするぞい。
分かったのだ。
対戦相手別プレイスタイル
では、本題の対戦相手別プレイスタイルを解説していくぞい。
相手の個性が分かっとれば腹も立たんから、きっと勝率も上がるじゃろう。
まずは、敵を知るところからだね、お父ちゃん。
その通りじゃ。
ちなみに、この個性は、対戦相手レベル「強い」を選択した場合のもので、それ以外は少しずつ違ってくるから注意が必要じゃぞ。
また、個性が発揮されるのはプリフロップだけで、フロップ以降は皆同じじゃから、この点も気に留めておくんじゃぞ。
分かったのだ。
進化するマニアック!「荒井大牙」
モデル人物略歴
マニアック打法(極めてルースかつアグレッシブ)を駆使し、怒濤の勢いで第2回 HSOP (うきでん主催の大会)を制覇する。
物部左近に土を付けたのは、後にも先にもこの荒井大牙のみである。
しかし、不安定な打法ゆえ、その後、極端なスランプに陥る。
現在は、仲が良い剛力武の打法を取り入れて、再びの戴冠を虎視眈々と狙っている。
プレイスタイル
アベレージアグレッシブ(平均程度残って、よくレイズする)
プリフロップの印象と解説
荒井のおっちゃんは、いっつもレイズして小梅を苦しめてくるのだ。
お父ちゃんも随分苦しめられたくらいじゃから、それだけ強いっちゅうことじゃよ。
アグレッシブじゃが、平均程度は降りてくるから、クソ手と決めつけるのはやめといた方がよいぞ。
分かったのだ。
意外性の忍者流「音無氷多」
モデル人物略歴
ポーカーを覚えたてだったころは、ベットやレイズを極端に恐れていたため、コール一辺倒になってしまい、皆からいいようにやられてしまう日々であった。
しかし、これではいかんと一念発起、一旦コールしたあと時々レイズする「忍者流コールレイズ打法」を編み出す。
懸案だった高すぎるコール率も、現在は平均程度まで下がってきており、徐々にではあるが成績も改善してきている。
プレイスタイル
アベレージパッシブ(平均程度残って、レイズが少ない)
プリフロップの印象と解説
氷多のおっちゃんは、あんまりレイズしてこないから戦いやすいのだ。
だけど、一旦コールしたあと時々レイズしてくるから、びっくりしちゃうのだ。
それは、コールレイズという作戦じゃ。
基本的には戦いやすい相手じゃが、油断は禁物じゃぞ。
分かったのだ。
剛腕炸裂!!「剛力武」
モデル人物略歴
力仕事を終えてから、うきでんポーカー倶楽部へ立ち寄るのを楽しみにしている。
メンバー中一番の力持ちで、ポーカーの打法もまさに剛腕!
仕事帰りということもあり、いつも短時間の参加であるが、大体プラスの成績で終わる辺りはさすがというしかない。
ルースパッシブなプレイヤーからチップを奪う能力が非常に高い。
プレイスタイル
アベレージアグレッシブ(平均程度残って、よくレイズする)
プリフロップの印象と解説
ゴリタケのおっちゃんもよくレイズしてくるから困っているのだ。
剛力さんと荒井さんはプレイスタイルが同じで、小梅のようにコールで付いてくる相手からチップを奪うのが上手いんじゃ。
よくレイズしてくるから、大した手じゃないと思って付いていくのが負けの元だったんじゃ。
レイズしてきた時は、ある程度の手が入ってると思った方がいいんだね。
心優しき巨漢「大都和平」
モデル人物略歴
とても優しく、誰からも好かれている人物。
しかし、その優しさがゆえ、レイズに関しては極端に慎重である。
この点については本人も自覚しているので、弱点を補うためにタイトなプレイを心がけている。
通常このようなプレイヤーは、レイズした時に良い手だとばれてしまい、降りられてしまうのだが、安心感を与える性格のため、相手はついついコールしてしまうことが多い。
成績は非常に安定しており、総合スコア・平均スコアとも物部左近に次ぐ第2位。
プレイスタイル
タイトパッシブ(よく降りて、レイズが少ない)
プリフロップの印象と解説
和平のおっちゃんは、とっても優しいから大好きなのだ。
レイズが少ないから、ついついコールしちゃうのだ。
逆に言えば、レイズしてきた時は、しっかりした手が入っとるっちゅうことじゃから、注意が必要じゃぞ。
特に3ベット以上打ってきた場合は激ヤバじゃ。
気を付けるのだ。
ストレートの直美姐さん「真矢直美」
モデル人物略歴
ストレートをこよなく愛し、コネクター(連番)ハンドを平均よりも多く残る。
ポケットペア(手札の中でできたワンペア)に対する信頼は非常に厚く、積極的にレイズしてくる。
それ以外の部分に関しては、平均的なプレイスタイルである。
マニアック(極めてルースかつアグレッシブ)プレイヤーのブラフ(嘘、はったり)ベットをコールして見破るのが非常に上手い。
ポーカーを始める前にお菓子を配ってくれる優しいお姉さん的存在。
プレイスタイル
アベレージ(平均程度残って、平均程度レイズする)
プリフロップの印象と解説
お父ちゃんのポーカー倶楽部に行った時、いつもお菓子をくれるから大好きなのだ。
プレイスタイルは、平均的な感じがするかなぁ。
概ね平均的な打ち方じゃが、ミドルポケットペアでも4ベット打ってくることがあるから、その点だけ注意せにゃならん。
例えば、手札 JJ の時に3ベット打って、真矢さんが4ベット打ち返してきたとしても、降りちゃダメってことじゃ。
ポケットペアの時だけレイズの幅が広いってことだね。
完全無欠の貴公子「物部左近」
モデル人物略歴
2000万ゲームに及ぶシミュレーションデータによって導き出された戦略を駆使し、第1・3〜14回 HSOP (うきでん主催の大会)を制覇する。
第2回 HSOP では、マニアック打法(極めてルースかつアグレッシブ)の荒井大牙に苦しめられ、唯一の土を付けられてしまう。
マニアックに対してやや弱いのが唯一の弱点であったが、現在では、対戦相手によってコールの幅を変える対策を立ててこれを解消している。
総合スコア・平均スコアともにメンバー中1位。
プレイスタイル
タイトアグレッシブ(よく降りて、よくレイズする)
プリフロップの印象と解説
左近のお兄ちゃんもよくレイズしてくるけど、男前だから許すのだ。
レイズが多くて、フォールド(降り)も多い印象かな?
そのようなプレイスタイルをタイトアグレッシブと言うんじゃ。
直接的に倒そうとせず、同じようなプレイを心がければ、小梅もきっと勝てるようになるぞい。
まずは、強い人の真似をして自分も強くなるってことだね。
まとめ
とりあえずざっと、うきでんポーカーのプレイスタイルについて解説したが、どうじゃったかの?
対戦相手の特徴については大体分かったから、今度は具体的な戦略について教えてほしいのだ。
じゃあ次回は、プリフロップの基本戦略について解説していくことにするかの。
ありがとうなのだ。
楽しみに待ってるのだ。
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